2022年、あけましておめでとうございます!
社会全体が変革を迫られている時代において、京都オーガニックアクションはとにかく「オーガニック&ローカル」 をテーマに2017年から走ってきました。
スーパーでオーガニックが買えないのはなんでなのか?
オーガニックを売っていても、他府県や海外で作られたものが多いのはなぜなのか?
新規就農でオーガニック農業に取り組む人が増えてるみたいだけど、どこで買えるのか?
有機認証されたオーガニックと、認証されていないオーガニック、何が違うのか?
そもそもオーガニックってなんなのか?
KOAは意欲的な八百屋や農家が集まって、こうした課題を掘り下げ、自分たちなりの答えを求めて、共同物流便を中心に様々な取り組みをしてきました。
その道は決して平坦なものではなく、それぞれの主義主張をぶつけながら、どうにかこうにか続けてきた感じです。途中で崩壊して解散しなかったのは、こうした作り手と買い手がひざ突き合わせて話し合うような「場」の大切さを、関わっているメンバーが皆感じていたからではないでしょうか?
目指しているのは、「地域のオーガニック農家さんの野菜が日常的に近くの八百屋やスーパーやファーマーズマーケットで買える社会」。。。って考えてみたら至極当たり前のことなんですが、それが簡単に成り立たないのが今の物流や経済が高度に発達してしまった社会です。
普段の買い物が地域の農業を守ることに繋がること。
それが結果として、自然環境や農村社会のコミュニティを守ることに繋がるような、作り手と買い手、そして間を繋ぐ売り手が地域内でより密接に関わり合い、好循環を生み出すような社会を目指しています。
2022年、京都オーガニックアクションは、京都市~京丹後間の共同物流便事業を継続しつつ、この「場」をより開かれたものにして行こうと思います。
そのための一発目のイベントが昨年12月4日に開催した「What’s Organic」でした。
また、春までには一般社団法人を立ち上げて、賛同してくださる方、応援してくださる方、イベントや企画などを手伝ってくださる方が、いろんな形で関わってもらえるよう組織としての形を整えたいと思います。
本年もどうぞ、よろしくお願いいたします!