準備期間約1か月とかなりの強硬開催でしたが、KOAとしての初の対外的なイベント、「What’s Organic」を河原町御池にある京都信用金庫のコミュニティビル、「Question」
にて開催いたしました。
1階はエシカルな雑貨を中心としたマルシェ、4階では合計4本のトークイベント、7階はヨガやメディテーションのワークショップ、そして8階では野菜やスイーツ、飲食のマルシェと、ビルまるごとオーガニックな一日で、たくさんの人で賑わいました。
マルシェはプラ包装・ゴミゼロをコンセプトとしたNaked Market とのコラボで、ヨガ&メディテーションはヨガスタジオTamisaとブレスワークジャパンとコラボすることで、ただ単に農産物の基準っていうだけではない、ライフスタイルやモノの見方としての「オーガニック」を体感していただけたのではないかと思います。
そして、4階のトークイベントでは、
「場とつながりについて」、Questionの副館長の津田郁太さん、アースデイイン京都主催、今回のWhat’s Organic も全体プロデュースしてくれた持田博之さん、パラリンピック金メダリストで春のQuestionでの「エシカルウィーク」の発起人、一ノ瀬めいさん、Naked Market主催のMaya Hansonさん、mumokutekiなど様々な企業のオーガニックな繋がりを作っていてKOAにも最初から関わってくれている広海ロクローさん、そしてKOA代表の鈴木でのクロストーク。Questionビルができるまでの裏話から、こうした「場」ができたことで広がる可能性について、話が尽きないぐらい楽しいトークでした。
「オーガニックが描く未来」は、オンラインで東京の有機認証団体JONAの理事長である高橋勉さんにご登壇いただき、有機認証が本来持っている思想と、その実体、そして本来「オーガニック」が目指している社会の在り方についてお話いただきました。内容としては専門的な部分もありましたが、その分関心のあるコアな参加者が揃っており、質問もたくさん出ました。
「京丹後のオーガニックスタンダード」では、KOAに最初から関わってくださっている京丹後のオーガニック農家さん、てんとうむしばたけの梅本修さんにお越しいただき、25年に及ぶ京丹後でのオーガニック農業を中心とした取り組みについて。聞き手として、広海ロクローと、Leafの中川典也さんと上山賢治さんにもご登壇いただき、去年創刊したSDG‘sマガジン「Tsumugino」の取材で梅本さんの畑を訪れたエピソードも交えてお話いただきました。
「京都オーガニックアクションとは?」では、代表の鈴木と、南丹市の有機農家児島ひかるさん、北区の八百屋ワンドロップの小谷亘さん、そして岩倉にある地球環境学研究所の研究者田村典江さんと言う、初期からKOAに関わっているメンバーで、KOAがどんなことをやってきて、それがどんな影響があったか?雑談形式でお話させてもらいました。進行は今年からKOAに関わってくれている編集者の中井希衣子さん。途中から西喜商店と言う八百屋さんであり、Question8階のDaidokoroの運営をしている株式会社Q‘sのメンバーでもある近藤貴馬さんも飛び入り参加してくれました。
KOAのこれまでの活動が八百屋と農家の課題解決を中心に据えていたのに対して、これからのKOAはこうしたイベントや発信を通して、より広い層の人たちに「オーガニック&ローカル」について考え、体験してもらうような機会をつくって行きたいと思っています。
今回関わってくださった皆様、ご来場いただいた皆様、どうもありがとうございました!
これからも「オーガニック&ローカル」を通して明るい未来の食卓を築いていきましょう!